DJI POCKET 2を紛失するという失態があり、VLOG用の小型ビデオカメラを買い替えることになりました。DJI POCKETはジンバル機能で画像のブレがないのはいいのですが、基本は手に持っての撮影となり、手がふさがってしまうことが難点でした。旅行中の撮影用なので、体に固定できるアクションカメラが候補。旧モデルとなって、価格がこなれていた、GOPRO HERO10 とDJI ACTION 3を候補として検討しました。
結論としては、GOPRO HERO10に。DJI ACTION 3のマグネットアダプターは魅力的でしたが、アクションカメラの標準となっているGOPROの周辺機器の多さにより魅力を感じたこと、最高画質の5.3kの有無が決定的でした。
いくつかのモードで試し撮り。動画、静止画で。静止画は、iphoneの方がいいレベルなので、あまり使うことはないかも。広角なので、自撮りにはつかえそう。
動画は文句なし。広角固定なので、サッカー等のスポーツ観戦では後で拡大しないとなので、解像度を上げて撮影しないとです。その場合は熱暴走が怖いですが、熱対策をしてどこまで耐えられるか、今後の実験です。
旅行向けにつかえそうなのがタイムワープ。歩きながらどんどん撮影してくれるので見逃しはないし、早送りで動画として見れるので、旅行気分にもなります。カメラを構えての撮影ではないので、雰囲気を味わえるというのと、偶然にすばらしいショットが入っていれば静止画に切り出してというのもできます。
ナイトラプスもおもしろい。星空を撮影しましたが、流星もバッチリ撮れます。他の用途は何でしょう。夜景撮影でも使ってみようかと思います。
ジンバルが無くても、手ブレ補正でここまでの映像が取れれば問題ありません。1か月ちょっと使ってみて、おおむね満足。首からのネックレスマウントが移動中の撮影には便利。バッグのストラップに固定したり、キャップに固定したり、ミニ三脚を使ったりと色々な使い方ができています。ミニ三脚を使って手持ちというのもできますし、車のサンバイザーにクリップしての撮影も。撮影方法の自由度の高さはさすがのGOPROです。
熱暴走が指摘されていますが、今のところ問題なし。サッカー観戦で2.7Kでの撮影は、45分ハーフを完走。ハーフタイムをはさんだ残り45分も問題なし。これを4Kにするとどうなるでしょうか。後で拡大するには4Kで撮っておきたいところです。
一方で気になったのが使い勝手。
まず、タッチスクリーンの反応がいまいち。ページ切り替えや、撮影モード切替が瞬時にできなかったりするとちょっとイラつきます。
スマホアプリのQUIKは無償で使えるのはいいのですが、撮影時の画像が見れないのはNG。身体に固定して撮影しているときにディスプレイは見れないので、スマホで確認できると便利なのですが、それができない。撮影開始するまで映っていたのが開始と同時にブラックアウトする仕様はどうなんでしょうか。
QUIKへのWI-FI画像転送も、静止画以外はほぼ使えません。転送時間が何十分もかかるようでは外出先で転送してという使い方は全くできません。Iphoneの画像転送アダプターを使って、micro SDカードを一回取り出して、読み込むという使い方が外出先では一番現実的でした。
これが4万円ほどでゲットできて、旅行の時の撮影の幅が広がるのは楽しみも広がって、なかなかいい買い物をした気分です。体に固定して撮影できるし、防水性もあって雨の日も心配しなくていいのもgoodです。お出かけにかかせない道具になりそうです。
